「泣けない人(不思議な入金編)その1」
昨日、包括支援センターへ行った。
守叔父さんについて相談すると、相談員(社会福祉士)の方から「認知症」であろう事を示唆された。
認知症であるならば、色々な疑問や想像が膨らむ。
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守叔父さんは、私の知らない「誰か」に助けられて生活しているのだろうか・・・?
もしも、「誰か」に世話を受けて生活が成り立っているならば、豊治叔父さんの言うところの「監視され、監禁されているかもしれない。」ではなく、「保護され、介護されているのかもしれない。」となり得る。
「誰」が助けてくれているのだろうか?
認知症で、仕事ができるのだろうか? もし、仕事ができているならば、どのような仕事をしているのだろう?
雇われているならば、どんな人が雇ってくれているのだろうか?
もしかして、雇用主が、守叔父さんを保護し、介護してくれているのだろうか?
現状、守叔父さんは維持費の高額な外国車を所持し、10万円超の賃貸マンションに住んでいるが、もし、仕事をしてないならば、それらの費用をどの様にして工面しているのであろう?
以前は、お金周りの良い時期があったようなので、預貯金が多少はあるのだろうか・・・?
京急川崎駅の直近のマンションに住んでいた事もあり、守叔父さん本人が購入して所有していたマンションの一室であったような・・・。
所有しているマンションから、なぜ、引っ越しをしたのだろう?
そのマンションを売却して、今の賃貸マンションに引っ越したのだろうか?
守叔父さん、本人の意思で引っ越ししたのだろうか?
そもそも、資産などやお金の管理を認知症で出来るのだろうか?
仕事にしても、日常生活においても、助けがなければ成り立たないような・・・?
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などと、次々に疑問が出てきた。
一週間ほど前に守叔父さんへ電話連絡した際には、お金がないと言っていた。
そして、お金がないという理由で、私の訪問を拒否したくらいだった。
色々な疑問や想像が膨らんでいくが、銀行の通帳を見ることができれば、それらのいくつかの疑問は解決できるだろう。
守叔父さんは、通帳を見せてくれるのだろうか?
米国メグミ叔母さんの夫であるマイク叔父さんからのアイデアで、「騙されているなら調べてあげるよ。 調べるために通帳を見せて。」と言えば、守叔父さんから通帳を見せてもらえるのではないかとの事。
試してみる事にした。
「叔父さん、騙されたって言ってるけど、
解決してあげようか?」
と伝えてみた。
守叔父さんは、私の言葉に吊られたように、
「アンザイ、ワルイ、ダマサレタ!」
(安西、悪い、騙された!)
と言った。
「安西さんに騙されているかどうか調べるには、
銀行の通帳が必要だよ!」
と言うと、
「ツウチョウ?」
(通帳?)
と少し戸惑いの表情で言った。
「銀行のお金を書いたやつ。
こんな形のやつ。」
と、指で横長の長方形を描きながらと言い直すと、
「アア、ウチニアル。」
(ああ、家にある。)
と分かったようだった。
「家にあるなら、家に帰って見せてよ!」
と伝えると、
「ワカッタ!」
(分かった!)
と言って、家に戻ることになった。
(続く)
