119 、上京五日目.16
病院からの帰路、暗い街中を宿に向かって歩いている。
当然、足元は暗かったが、私の心中は明るかった。
今日一日で、いろいろな事が前進し、「暗中模索」の状態から抜け出せつつあるように感じていたからだ。
宿に到着すると、すぐに、豊治叔父さんや、めぐみ叔母さんへの連絡のためのテキストメモを作成することにした。
豊治叔父さんには、ショートメッセージで送信しなければならないので、文字数に制限がある。
すべての文書を書き終えた後、適当に分割すると、7つのメッセージになった。
それぞれ、7回コピー&ペースト&送信を繰り返した。
・
・
・
(以下、豊治叔父さんへ送信したメッセージ。)
#1 今朝、「夜討ち朝駆け」の朝駆けに成功しました。三度目の正直。3日目の朝! 守叔父の出社前に、自宅訪問。5時50分。 部屋の灯りがついておらず、すでに出社で不在かな?とも思いましたが、まず、メール送信。返信なし。念のため、玄関ピンポンを押し、少々待ってたところ、 ガサガサとの音がし、玄関が開きました。起きていたとは言うものの、部屋の灯は全くついておらず、暗い部屋でした。
#2 暗い状況で、招き入れられ、チョッと気味悪かったのですが、直後、ダイニングキッチンの灯りを点灯して貰い、様子を伺うことができました。 独身の1人住まいとして、 特に変な所は見当たらないな・・・。と、その時は、思いましたが、このメールを書いている間 に、郵便物が何も無かったことを思い出しました。ゴミに捨ててあったかどうか? ビデオに写っているか否か再確認します。
#3 そして、昨日12/2の別れる際は、仕事だと言っていたのに、今朝12/3には、仕事がキャンセルになったとの事。昨日12/2の朝の仕事の終わりに、今日12/3の仕事はお休みだと聞いていたとの事。昨日の言葉と食い違うため、何度も、本当に今日の仕事は無くなったのか? いつ、その事を会社の人から聞いたのか?と聞いて、昨日の仕事の終わりに。との答え。ならば、昨日に私に、明日、終日仕事です。と言ったのは間違っていた・・・?と言うことになります。本当に仕事しているのか否かが理解しづらくなってます。部屋の中を、それぞれ見せて貰いました。郵便物の件以外は、特に問題なさそうです。
#4- 部屋を見せていただいた後、行きたいところあるか?と聞かれ、出かけることになり、ガソリンスタンド、上野公園、城南島海浜公園、中華街、山下公園へ連れて行って頂きました。クルマのガソリン充填時、半分減ると入れる。半分追加すると100万かからない。・・・・? 全部減ってから入れると200万かかるって???。実際は、半分入れて、40リットルで7千円位。おそらく、一万円を百万円。 二万円を二百万円と言っているようです。今朝の気温が七十五度・・・? 実際は、7.5°C(車のインパネに表示されている外気温)。
#5 今日も、行き先で地名なし。上野の西郷さんの銅像を見ながら、この人、東京の人だねって言ってました。唖然。細かいことは、多々ありますが、割愛。
#6 守叔父さまと別れた後、役所回りをしました。たまたま、宿の斜め前が、区役所の出張所であったのがラッキーでした。その区役所から、守叔父さまの管轄の福祉関係の部門を紹介してもらい、相談に行ってきました。その相談所は、守叔父さまの家から2分のところにありました。これまたラッキーでした。どのようにすれば、病院に連れて行けるかのアドバイスを受けたので、その指示に従って、病院 に連れて行こうと思います。 病院も守叔父さんの家から徒歩5分圏内を2件、紹介してもらったので、そ の一つへ立ち寄り、事前相談もできました。 健康診断を受けると言う理由で、精神科医の問診を受けられるパック医療があることを教えて頂き、その検査・診断をお願いする予定です。後は、守叔父さまを上手 く、病院へ連れて行ければ、どうにかなりそうです。 仮に、診断が出れば、福祉の相談窓口へ、その後の対応を依頼できる運びとなります。
#7 福祉事務所の相談員の方に、年金、仕事、等の確認は、銀行通帳の記帳でわかるのでは?とアドバイス受けました。 どうにかして、銀行の通帳を見せてもらえれ ば・・・。と思うのですが、 どうすれば見せてもらえるか、思案中です。
・
・
・
すべてのメッセージを送信し終えた時には丁度、午後7時になっていた。
5分ほどすると、豊治叔父さんから返事が届いた。
そこには、守叔父さんが利用しているであろう銀行名が書かれていた。
その後、1時間ほど、豊治叔父さんとのメッセージのやり取りが続き、健康保険証の有無の確認が必要な事など、アドバイスのメッセージが届いた。
一通りのやり取りが終わると、今日の作業がほぼ終わった。
残る作業は、豊治叔父さんへ送信したメッセージのコピーを米国のめぐみ叔母さんへ送信するのみ。
しばらく、テレビを観ながら、メッセージを送るタイミング待ったが、午後9時近くになって、急に睡魔が襲ってきたため、現地時間が午前4時前であるのにもかかわらずメッセージを送信し、その日の作業を終了として、就寝することにした。
(つづく)
0 件のコメント:
コメントを投稿